NEOYAG、孤独を極める!オトコのロマンが溢れるソロキャンプのススメ

テレビ東京系で放送された『ひとりキャンプで食って、寝る』や女子キャンプを描いた漫画のドラマ化『△ゆるキャン』など、老若男女を問わずにキャンプを趣味とする人が増えている。

様々なアイテムを集めた本格的なものから、手軽に楽しめるグランピングまで、その楽しみ方も様々。

ファミリーや仲間たちとキャンプに行くのは楽しいけれど、必要なアイテムを増やしたり、日程調整したりとなんだかんだと手間がかかってしまうのが悩みの種。一度行こうと思っても、実現できないと嘆く人も非常に多い。

そんなときには、NEOYAGひとりで気ままに楽しめるソロキャンプを選んでみてもいいだろう。

一見するとなんだかハードルが高いと感じてしまうだろうが、実をいうとその手軽さは、最低限のキャンプグッズさえ揃えてしまえば、実現できる。今回は、NEOYAGらしいソロキャンプの楽しみ方とその魅力をご紹介したいと思う。

オトコがソロキャンプに憧れるワケ

ソロキャンプ未経験者から、よく「なんで1人でキャンプするの? 」「そんなことして淋しくないの?」などの質問を受けることが頻繁にある。ソロキャンプ未経験者にとって、キャンプというものは家族や友人とにぎやかに楽しむものというイメージがあるのだろう。BBQや大鍋カレー、夜にはキャンプファイヤーを囲んで炎を眺める……その揺るぎないイメージが頭の中に渦巻いていては、確かに理解し難いと思う。

しかし、ソロキャンプというのは“自然の中で自分が過ごしたい時間を過ごす”“非日常の空気に包まれて誰にも縛られず、気ままに過ごす”という時間は贅沢の極みだ。ちょっと想像してみて、「やってみたい!」と少しでも心が動いたあなたはぜひこの記事を読み進めてほしい。

揃えるべき必要なソロキャンプアイテムはこれ!

 

キャンプ経験がないという人、ソロキャンプしたことがない人はどのような必要最低限の道具を揃えればいいのか、わからないと思う。今から挙げる道具は、ソロキャンプに絶対に必要なアイテムだ。

1.一人用のテント
2.テントの下に敷くマット
3.着替え(夏は軽装で、冬は防寒具)
4.テーブルとチェア
5.ヘッドライトとランタン
6.コッヘル(鍋)
7.シングルバーナーとガスボンベ
8.ボトル、ステンレスカップ、スプーン、ナイフ
9.テーブル
10.クーラーボックス

これだけ揃えれば、立派なソロキャンパーになれるし、車やバイクから距離がある場合は、バックパック(移動用カート)を購入すれば、さらに充実する。

テントをチョイスするときの基準としては、1~2人用のもので10,000~30,000円程度の価格。丈夫で長年使えるアウトドアブランドの商品を選ぶのが賢明だ。5,000円程度の安すぎるテントというのは、すぐに破けてしまい、雨が侵入する被害に遭う確率があがる。そんなことになれば、キャンプは台無しになってしまう。

フカフカの寝心地になるマットは、夜を快適に過ごすための必須アイテムだから、忘れずに購入しておきたい。約5センチくらいの厚さがあるとちょうどいい。最近では、手頃な銀マットや本格派のエアマットまでいろいろな種類があるので、自分にピッタリのものを店頭で確認して購入するようにしたい。

寝袋に関しては、夏用や春と秋用、冬用と分かれているので、あなたがいつ頃にキャンプへ行くのかに合わせて、購入するべきだろう。

これらの組み立てが一通り終われば、立派なソロキャンプセットが出来上がる。あとは、思い思いに過ごすだけでいい。自由に贅沢な時間を過ごせばいいだけだ。真昼間からビールを飲んでもいい、自然に囲まれて昼寝するのも、誰も咎めることがない。

自分が自由人になったという感覚が味わえるのがソロキャンプならではの醍醐味。最近では、会社が休みの週末、さらに有休をとって人が少ない平日を狙うソロキャンパーも多い。

 

充実のソロキャンプにするひと工夫

最近全国で増えたキャンプ場の数。そのキャンプ場のルールさえ厳守すれば、どんな楽しみ方でもできるソロキャンプ。想像以上に少ないアイテムでソロキャンプが可能なことは前述したとおりだが、ここからはソロキャンプをさらに充実させたいというあなたにその方法をレクチャーしたい。

1.こだわったグッズを充実させていく

自分が厳選したこだわりの道具を持ち込み、そのアイテムたちに囲まれるソロキャンプというのは何よりも贅沢だ。実際、今キャンプを楽しんでいるソロキャンパーたちは選りすぐりの道具を持ち込み、至福のときを楽しんでいる。

ちょいビン輸入車をキャンプ場に乗りつけ、こだわりの料理を作っていたNEOYAGキャンパーたちに話を聞いてみた。

「自分好みのブランド、こだわったギア(キャンプ道具)をずっと使い込んでいると、愛着と味が出てくるんですよね。そんなギアに囲まれ、大自然の中で幸せな時間を過ごしていると、やっぱり心が現れます」

趣味のグッズをコレクションしたくなるのは、男の本能。ソロキャンプというものには、そんな楽しみが凝縮している。

最低限の道具でもできることはお分かりだろうが、こだわってほしいのはテーブルとタープ。様々なキャンプのブランドは世界中にあるが、やはり着目すべきはヨーロッパやアメリカのブランド。アウトドアグッズの最先端といわれているのは、ヨーロッパ圏やアメリカである。日本人がデザインするものよりも、やはりスタイリッシュにみえるそのアイテム群は、人を魅了し、収集する人も非常に多い。廃盤扱いになったギアが、ネットオークションで高額取引されることも多いのだ。

このように、使い込めば使い込むほど、風合いが増すアイテムを集めれば、まさにあなたオリジナルのキャンプサイトが完成する。その他メンテナンス次第で何十年と使用できるランタンに愛情を注ぐ人もいれば、焚き火や火おこしの道具に固執する人もいる。

2.ソロキャンプで趣味を満喫する

ソロキャンプで料理を楽しむ人は、燻製器やダッチオーブン、BBQコンロにこだわり、コーヒーを楽しむ人は豆から挽くコーヒー道具を購入する。人それぞれ、趣味も違えば、楽しみ方も違う、それが思い思いのソロキャンプだ。

さらにキャンプで飲むお酒は格別で、普段は飲むことがない高級銘柄のシングルモルトやジン、焼酎、日本酒を購入して楽しむ。まずは何でお酒を割るか……、どんな酒のつまみで飲むか……そんなところにもこだわる人もいる。昼から飲みはじめるので、夜更かしができるペースを守るのも面白いだろう。これは酒好きにはたまらないはずだ。

3.キャンプサイトはNEOYAGらしく作る

テントというのは、アウトドアの中ではまさに“自宅”。そのように言われているのだが、またキャンプサイトは“自分ならではのガレージ”とも言えるわけだ。あなたこだわりのギアを集め、愛車を飾ることによって、大自然の中のガレージ空間をつくりあげることができる。

バックパックのみで身軽にソロキャンプを楽しむのもいいのだが、愛車やバイク、自転車に荷物を積むのもフットワークが非常に軽くていい。あなたこだわりのちょいビンな愛車に合わせ、ギアをチョイスするのもまた楽しいわけだ。それでこそ、NEOYAG的なキャンプサイト。

真っ青な空、星の輝く空を見上げれば、力強く伸びる木々の枝が風でゆっくりと揺れて、その吸い込まれそうな静けさの中に、心地よい夜気があなたを包む。

あなた自身が楽しいと感じれば、日帰りだったとしても、ボーッと趣味の時間を過ごすだけでも十分な、あなただけのソロキャンプになるわけだ。手間のかかるダッチオーブンでBBQをする必要もないし、生活できるくらい充実したキャンプサイトを作ることもない。

ぜひ週末は、自然の中に身をゆだねてほしい。あなただけの“ソロキャンプのスタイル”を発見できるはずだ。

(C)写真AC

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