慢性肺疾患のリハビリにカンフーが効果大⁉

世界を新型コロナウィルスが騒がせていますが、

日本でも関西圏を中心として感染者が発生しています。

中国本土でも医療チームが必死で臨床データや治療法を研究しているそうです。

まずは感染しないことが大切ですので、簡単な予防策と注意点等を挙げておきます。

 

・危機感を持つ

自分は大丈夫だろうとタカをくくって移動や渡航した結果、感染拡大につながっています。

国内にも感染者は発生していますので、まずは普通のインフルエンザくらい感染の可能性があることを意識しましょう。

・適度な食事と十分な睡眠

基本ですが、体力を落とさないこと(食事や睡眠)にしっかり気を付けることが大切です。

重篤化している人の多くは自己免疫疾患や免疫力の低下がみられるそうです。

当たり前ですが、体調を崩さないようにすることが生死を分かつポイントになります。

・マスクを着用する

特に集団がいる屋内(エレベーターや乗り物等)が最も感染の危険が高いそうです。移動中は特にご注意を。

咳や、のどの痛み乾燥、胸の圧迫感などがある方は、指定の医療機関に事前に連絡し、検査を受けてください。

このように肺疾患の研究に注目が高まる中、

中国の呼吸器専門家の学者であるZhong Nanshan教授が率いる専門チームが慢性閉塞性肺疾患の最新データを発表しました。

この研究では、なんと

カンフーをリハビリに取り入れて治療を行う!

というものです。

40年以上太極拳を研究してきたZhong Nanshan教授は、

広州医科第一病院の呼吸器疾患国家主要研究所のセンター長であるLua Yuanming教授の研究に注目しました

この研究では、

患者120人を2つのグループに分け、

片方の集団に太極拳を行います。

リハビリに太極拳を取り入れた集団は、

三か月後、

・生活の快適性

・6分間の歩行距離

・呼吸困難尺度

・四頭筋の筋力改善

以上の4項目において、

従来のリハビリグループよりも

大きく効果を示しました。

これらから、

太極拳はより長期的な利益を得られるリハビリ方法だと述べています。

(※記事参照

大切なのは、

呼吸と足の筋力

Zhong Nanshan教授は、

以下のように意見を述べています。

“慢性肺疾患の最大の問題は2つあり

一つは息切れ、

これには呼吸の調整が必要です。

もう一つは筋力低下、

これを強化する必要があります。

太極拳は呼吸を調整し、下肢の筋肉を強化する為

慢性肺疾患を緩和する効果があります。”

なぜカンフーで効果が出るのか…

普段普通に行っている呼吸は、

自律神経が関係しており、

呼吸器が緊張と弛緩を繰り返すことで、

肺の空気を入れ替えることが出来ます。

風邪や長期的な喫煙などで肺に炎症が起こると、

この働きが十分にできなくなります。

中医学ではこれを 肺気虚(ハイキキョ 肺の気が不足している状態)といいます。

また息切れや咳を繰り返すと重心が上に上がってしまいます。

咳こんで、猫背になったりしてしまう状態もそうです。

 

下半身の筋肉が十分にあると、

体幹が安定し、深い呼吸がしやすくなります

これを中医学では納気(ノウキ)と言います。

これは“腎の気”の働きです。

腎の気は、泌尿器、生殖器、腎臓や骨の成長とも関わっており、これが虚すると、老化の原因となったり、臓器の働きが衰えてしまいます。

 

 

太極拳では、

呼吸(肺の気)のコントロールと

下半身の筋力強化を同時に行うことができます。

 

よって、

より深く安定して呼吸ができ、全身の臓器の機能を回復しやすい構造へと、少しづつ身体を創り替えていくのです。

また、ほかのリハビリや治療法と異なり、

自分の体一つで、各自のペースで行うこともでき非常に低コストなのも魅力の一つです。

 

この様に、古来から実践されている健康法の効果が最新の医学研究の発展によって、今後ますます普及してくることでしょう。

皆さんも健康の為にカンフー始めてはどうでしょうか?

 

※参照記事(中国語)https://mp.weixin.qq.com/s/UgLHTYzlC8LbDXBwruMKZw

画像 Pixabay

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