新型コロナに負けない中医学の戦い方。

日本もついに非常事態宣言が出されて、自粛自粛の日々です。

先日、数年会っていなかった知人が肺炎で入院したと、ご家族から連絡を頂きました。

新型肺炎の魔の手を、身近に感じて、しっかりと戦略を立てることは大切だと再認識したので、

今回は、中医大学の教授や現地の中医師から聞いた情報をもとに、今できる中医学の予防戦略をご紹介します。

中医学は、歴史のある医学体系で、今までにSARSを含めた500以上の感染症や疫病に対して実績を上げています。

今回の危機を乗り越える為に、古来から得体のしれない病と戦い続けてきた経験を活用していきましょう。

戦略その1、 敵の情報を得る

新型コロナは、検査するまで分かりません。

その検査さえ、正確でない部分もあると言われています。

なので、漠然と不安になってしまいますが、まずはしっかり敵が何なのかを知りましょう。

今回の新型コロナウィルスは、スパイクと呼ばれるタンパク質が、人の細胞にくっつくことで、感染すると言われています。

感染経路は、

咳などで飛んだ飛沫、それがついた手で自分の粘膜(鼻、口)を触ることです。

なので、もちろん 手洗い、ウガイ、マスク、手ぶくろ等は、

門前で外敵を追い払うための手段として、もっとも大切です。

次に

発症した感染者の主な症状の段階について、中医薬大学の分類方法にならって、4つのフェーズに分けて考えます。

《無症状期》感染後、ウィルスは、数日間、喉や気管に潜伏します。

《普通期》最初の14日間で、既に述べた症状が次々と出ます。

《確診期》高熱が下がらなくなり、重度の咳から肺炎に悪化。

大きなポイントは、この後に免疫系に作用しサイトカインストーム(※)が起こる。

《回復期》免疫力は低下しているものの、症状が徐々に収まってくる。

 

(※)今回の新型肺炎の大きな特徴は、

サイトカインストーム(免疫の過剰反応)

が発生することです。

サイトカインは、ウイルス等を攻撃する兵士(リンパ球)の活性化させる連絡役です。

サイトカインストームは、この連絡役が過剰に反応し、必要以上に体や臓器を攻撃してしまい、

これが死につながる場合があります。(重篤化は、軽症者の約10パーセント)

なので最も重要なポイントは、このサイトカインストームを起こさせないこと、重篤化する前の軽症段階で手を打つことです。

戦略その2. 勝つのではなく、負けない戦いをする。

コロナだろうがなんだろうが、そもそも“風邪さえひかない健康を身につける。

これこそ、正体の分からない敵に対して取れる最高の戦略だと思います。

ということで、まずは、

適切な食事と睡眠、適度な運動を行う

 

俗に言う「免疫力を上げる」ということです。

免疫力は、消化器の強さだといわれており、

過食しすぎず、胃腸をいたわることは勿論

納豆やヨーグルトなどの発酵食品を食べることで、腸内細菌がを定期的に腸内環境を良くしていくのも良いでしょう。

この時、食物繊維(豆類、根菜類)がこの腸内細菌の餌になるので一緒に摂取するのも効果的です。

 

さらに、

ちょっとした体調不良でも、先手先手で対処(治療や休息)をとることで、

隙を作らず、体調を崩しにくい状態を維持していきましょう。

戦略その3.先手必勝で未病を叩く

中医学には、“未病を治す”という言葉があり、まだ病に至っていない状態から、病の原因を予め取り除くという考え方があります。

その一つの指標となるのが

“舌”

です。

舌は消化器につながっており、消化器の状態つまり免疫の状態(の一部)を知ることが出来ます。

の写真は、新型肺炎の感染者の舌です。

特徴は、

・全体が浮腫んでいる

・下の周りに歯痕がある

・白い苔がついている

これは消化器が弱って免疫力が落ちている兆しの一つでもあります。

(※この舌になっている人が必ず感染している訳ではありません。)

油モノや冷たいモノを食べすぎると、こういう舌になりやすいです。

毎日自分の状態を観察して、体調変化にも気付けるようにしておきましょう。

詳しく知りたい方は、信頼できる中医学および鍼灸や漢方の専門家に診てもらって下さい。

こういった舌の状態以外にも、お腹の調子が悪かったり、便のトラブル(軟便)、足の浮腫、息切れ

喉の乾燥、、首のこわばりや後頭部痛、不眠、風邪の諸症状等々がある方は要注意!

これらの兆しを見つけたら即対処していくことで、

自ずと免疫力の高い状態は維持されやすくなると思います。

 

武漢で治療を行っている5000人の治療チームは、現在までに7万4千人の患者さんを漢方や鍼灸を用いて治療を行い、

91%以上の有効率が得られ、多くの方の命を救いました。

その際、最も重要なことは、軽症症状の際に一気に治療し、重篤化させないと言っています。

5000人の医療チームも完全な防護服と漢方を用いた成果で、現時点では誰も感染者を発生させていないそうです。

中医学の良い部分は、セルフメディケーションの文化もあり、

ある程度ドラッグストアで漢方薬やお灸を購入して自分で実施できる部分だと思います。

youtubeやSNS等で東洋医学の発信をしている先生は沢山いますので、具体的な方法がそちらで確認してみてください。

しかし、漢方薬にも副作用はありますし、お灸もちゃんとツボ(経穴)を取らないと効果は出にくいです。

我流で行わず、専門家に意見を聞きながら行いましょう。

戦略まとめ

・正しい情報をしっかり持つ

・自身の健康レベルを上げる

・日々己を観察し、体調不良、未病を察して先手で対処する

皆様の健康をお祈りしております。

写真 @Pixabay、@王陽生

 

 

 

 

 

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