もしかしたらコロナ?軽症の人の為の中医学予防法。

日に日に拡大していく新型コロナ、

なんとなくダルかったり、喉がイガイガしたり、ちょっと風邪っぽいけど、大丈夫かな?

人に相談しても嫌がられそうだし、病院にいって逆に院内感染しても嫌だし…とモヤモヤしている方も多いと思います。

コロナについてまず基本的なことを知りたい方はコチラを読んでみてください↓

https://neoyag.jp/2020/04/16/新型コロナに負けない中医学の戦い方。/

実際、日本においては、医療崩壊を防ぐためにPCR検査は肺炎の症状が出てからしか行ってもらえません。

それまでは、解熱剤、抗生物質等を貰って自宅療養が基本です。

生死にかかわっていない(高熱が出てるけど解熱剤飲めば下がる、呼吸が苦しいレベル)は、医療現場では軽症の扱いです。

新型コロナは、感染者8割が無症状だそうですが、感染後無症状でも、大きく体調を崩して症状が現れることも十分にあります。

感染者を診療した、中国及び日本国内のドクターによると、初期症状としては、

呼吸器症状はあまり強くなく、発熱と消化器症状(便が緩い等)と軽い咳や胸の痛み?くらいで

本人の自覚が薄い場合もあるそうです。

(※それ以外にもあります)

 

しかしCTを取ると播種性(全身に広がるような異常な肺の炎症)があり、10日前後で悪化するそうです。

前回お伝えしたように、軽症の段階や、不調の段階で治療や養生を行えば、

コロナの症状が発生せずに終わる可能性は高いです。

しかし、病院でそこまで対応していられないし、対応していたらそれこそ医療崩壊を起こしてしまいます。

なので自分たちで、自分の身は守らなければなりません。

今こそ中医学の門を叩いて、必要なモノを取り入れてもらえればと思います。

では、

養生の方針と具体策を幾つか紹介していきます。

まず中医学的コロナの特徴です

中医学的コロナの特徴

その1.肺(呼吸器)、脾(消化器)の症状からスタートして重篤化すると免疫系統に異常をきたす

その2.初期症状は様々、寒気や発熱、喉乾燥や空咳等など。

その3.湿(体の余計な水分)が毒(炎症の原因になったり、ウィルスの爆発的な増殖場)を生む

 

そして、それに対する方針はこちら、

・余計な水分、老廃物を輩出する

・ウィルスが存在しにくい環境(身体)にする

つまり、熱や湿(酒、、脂っぽいモノ、甘いモノ、冷たいモノ)を取りすぎないこと。

不要なモノ、便をしっかり出すこと(身体の不要な物は70%以上便から出ています)

これらを行うためのに適度な運動や睡眠を行うこと、これが“最低ライン”です。

中医学的予防策 その1、消化器は清流の如く。

中医学では、消化器は水を運ぶ清流の如くあるのが理想だと言われており、便は水上を行く舟に例えられます。

なので、脂っぽいモノや冷たいモノでドロドロした腸内環境を作り上げてしまうと、

湿邪(余計な水分)が体に溜まってしまい、船(便)が出にくかったり、ちゃんとカタチにならなかったりします。

普段から不摂生が多い人、偏食が多い人は、これを機に食生活見直しましょう。

ついつい食べすぎちゃた人で、体力がある人は、

一食抜いて、スープにしたり、めちゃくちゃ丁寧にいれたお茶をしっかり味わうのも良いかもしれません。

特に食後に眠くなる人は、朝食欲が出ない人は、消化器が疲労しているサインです。

そんな時は、お粥がオススメ。

今食べようとしているものは、清流を濁らせてはいないか?というイメージしてみてください。

手にはいりやすいオススメ食材は、ショウガ、(長)ネギ、ニンニク。

これらは冷蔵庫にキープしておいて毎日食べても良いくらいです。

今回、武漢周囲の村で薬がなかったので、これらを生で食べ続けて回復したという村もあったそうです。

(※新型肺炎に効くわけではありません。生で食べると臭いし辛いので、毎日少しずつ食べて習慣にしましょう)

中医学的予防策 その2、風邪は先手を打つ。

今一番リスクが高いこと、それは体調を崩す、風邪をひくことです。

風邪(カゼ)は中医学では、風邪(フウジャ)と言います。

風は、気温の高いところから低い所に空気が移動するときに発生し、それによって体調を崩すのが風邪です。

寒気がしたり、首の後ろ側や後頭部が重だるくなったり、喉が乾燥する人…は、とにかく最低限の対処してさっさと寝る。

最低限の対処としてお勧めは以下です。

1.生姜湯(ショウガのスープ)

生姜(できるだけ生のモノ)を摩り下ろして、(摩り下ろした方が風邪には効果があります)+お湯はちみつ(無ければ黒砂糖)

摩り下ろすのが手間なら、幾つかに切ってそれも我慢して食べちゃってください。

生姜は生薬として使われており、風邪薬で有名な葛根湯にも入っています。

2.背中にお灸

風邪の場合は、以下のツボ(経穴)に熱さを感じるまでお灸してください。

風門(フウモン)、肺兪(ハイユ)。

正確な場所はネットで検索してもらえれば出てくるかと思います。

首がこわばったり、熱っぽいときは大椎(ダイツイ)も追加してください。

家にお灸がないです…って人は、タオルを濡らしてレンジでチンして、ジップロックにいれて即席灸を作りましょう。

それを背中と壁で挟むか、その上に寝転がったりして、とにかく首元~背中を温めましょう。

(※くれぐれも火傷に注意してくださいん)

この二つが出来たら寝る!

生姜とお灸とで、カラダを応援したら、後はただただ自分の体に任せてしっかり休みましょう。

中医学的予防策 その3、自分の生活を見直す。

はるか昔は、病院も薬もなく、風邪をこじらせて肺炎になったらもう助かりませんでした。

風邪の悪化=死、を意味する時代だからこそ

、風邪をひく前に治すのが当たり前の文化となって中医学の中に息づいています。

今不安を抱えている多くの方は、感染を唯々怖がるのではなく、

自分の体と向き合って、家族や自分の健康を高めていける日々をすごして貰えれば幸いです。

皆様の健康をお祈りいております。

 

画像 @写真AC @TAO東洋医学研究会

 

 

 

 

 

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