コロナ影響下の自宅でNEOYAGが今遊ぶべきは『龍が如く』シリーズ!

緊急事態宣言が解除された中でも、やはりStayHomeは大切! そう考えているNEOYAGのあなたにオススメのゲームがあります。

それが、セガと名プロデューサーの名越稔洋氏が社運を賭けて世の中に解き放った『龍が如く』シリーズです。

この『龍が如く』シリーズというのは、数多いスピンオフした作品を除くと、ほぼPS4のハードで遊べます。

PS4で遊べるもの以外にも、PS2用のソフトをリメイクしたり、移植したりして、昨今ついにすべての作品がPS4版として蘇ったんですね。

「ヤクザや半グレばかりが登場して、すぐに殴る蹴るする暴力ゲームは苦手……」と思うNEOYAGも多いかもしれませんが、愉快なミニゲーム満載の街歩きドラマが展開するゲームなんです。

見事に作り込まれた、大阪、札幌、福岡、沖縄、名古屋などの街を忠実再現したゲームなので、コロナ禍の中で旅行できないというNEOYAGのあなたも、外出することの擬似体験ができるので、とてもオススメ。旅行気分で楽しめます。

言ってしまえば、確かに“ヤクザばかりが登場する”という部分は否定はできませんが、基本として、登場人物の誰かに感情移入せずにいられないという美しき人間ドラマがストーリーの柱になっています。

登場人物の全員が、複雑で根深い過去を抱え、自分なりの正義感を振りかざすために戦うという、勧善懲悪ものとは言えない切なすぎる物語。人間臭さやその人物の生き様がしっかりと浮かび上がる完成度の高さ。NEOYAGのあなたであれば、絶対に深く思い入れのある登場人物が見つかるはずです。

バブル時代を遊びまわれる『龍が如く0 誓いの場所』

待ちも住人も欲望にまみれたギラギラしたバブル時代を遊び尽くせる『龍が如く0 誓いの場所』。モデルとして新宿歌舞伎町を模した神室町と、大阪の中心地である道頓堀を模した蒼天堀。

ストーリーとしては、第1作の『龍が如く』よりも以前の神室町にある一等地にポツンと空いた土地をめぐって、各組に属するヤクザたちが争うというストーリーになります。

ボディコン女や万札を見せてタクシーを停車させるサラリーマン、ド派手なディスコなどなどバブリー感丸出しの街を遊びつくせるのが、この作品。主題歌を湘南乃風が歌い、煽り、とてつもなくテンションが高いストーリーが展開します。

今回ナンバリングするのは、ヤクザ者・桐生一馬が主役のものだけ。0~6作までになります。彼と龍が如くシリーズを通して大切なキャラクターの真島吾朗が主人公。桐生と真島、それぞれが歩む物語を楽しめるので注目。

もうひとり注目すべきは、桐生の兄弟にあたる錦山彰。0と1にしか錦は登場しないのですが、バブルを駆けぬける男として、とにかく派手。

龍が如くシリーズには、様々な豪華ゲストが登場し、もちろんその俳優が吹き替えをするのですが、今回は竹内力や小沢仁志、中野英雄が登場するので、特にクセが濃いです。ヤクザ映画の常連組とさらに鶴見辰吾、井浦新が脇を固めます!

復刻版の記念すべき第1作『龍が如く 極』

第1作である『龍が如く』をPS4ようにリメイクした『龍が如く 極』。しかもこれ、新価格版で1,990円で買えてしまいます。

ストーリーは簡単、東城会から100億円が盗まれ、桐生一馬は「消えてしまった100億の謎」の鍵を握っている少女・遥と知り合う。桐生は失踪した幼なじみである澤村由美の行方を捜し、遥自身を施設に預けた母親を捜している。ふたりは行動していくうちに、東城会内部の抗争事件に巻き込まれるというお話。

マップが神室町のみなので、非常にシンプル。龍が如く初心者にもオススメです。2005年が舞台になるので、懐しの歌舞伎町の雰囲気が味わえます。

関西との全面抗争に繋がる『龍が如く 極2』

シリーズでよく登場する関西の極道組織・近江連合。東城会とその近江連合との抗争がはじまるところから、ストーリーが展開されます。今回からは、初めて神室町と蒼天堀がメインフィールド。

主要のキャラクターとしては、近江連合会長の息子である郷田龍司(金髪の大男、男気があってとにかく豪快)と女刑事・狭山薫。

PS2のときに、舘ひろしが演じていた高島遼というキャラクターが、極2になるとビジュアルも声も白竜へ変更されています。主人公を育て、一人前の極道にした風間新太郎の声を渡哲也、この後東城会六代目に襲名する堂島大吾の声は徳重聡。石原軍団強しです(笑)。

舞台を沖縄に移した『龍が如く3』

メインフィールドを沖縄に移した『龍が如く3』では、琉球街という国際通りを模した街を歩き回れます。ちなみにこの第3作には、大阪蒼天堀は出てきません。東京の神室町もあまり出ず、とにかく沖縄を舞台にストーリー展開していきます。

3は少し異色で、政治と金、裏社会との繋がり、しかもCIAまで登場。

物語を進める主要な登場人物は、事件の鍵を握っている峯義孝。声優を中村獅童が演じています。

3からは俳優以外の芸能人も声優として続々登場。沖縄に構える極道・琉道一家の組長を演じるのは泉谷しげる、その組員である力也役を藤原竜也、同じ組員の幹夫の声は、宮川大輔が担当。なんと宮迫博之まで参加しています。

4人の主人公が街を暴れまくる『龍が如く4 伝説を継ぐもの』

ほぼ神室町が登場し、行動できるエリアが拡大。『龍が如く4』の大きな特徴としては、物語の中で主役が4人。その4人が切り替わり、進行していきます。

桐生はそのまま、神室町の雑居ビルで消費者金融を営んでいる秋山駿、「極道18人殺し」という異名を持っている脱獄囚である冴島大河、そして現役刑事のの谷村正義。3は政治と裏社会との繋がりでしたか、4になると警察と裏社会の欲望と陰謀のストーリー。

PS3では谷村正義のビジュアル面も声優も成宮寛貴がやっていましたが、芸能界引退でPS4版は成宮寛貴に似た架空の人物になっています。4の声優参加としては、北大路欣也、遠藤憲一、沢村一樹、桐谷健太、小沢真珠などの俳優陣が登場。

4に関しては、主人公が切り替わって進んでいくのが魅力。個性豊かなバトルやアクションが楽しめます。シリーズの中でもアクションゲームらしい作品。

福岡・札幌・名古屋まで広がった『龍が如く5 夢、叶えし者』

この作品、かなりエンタメ性が高く、やるほどに楽しい作品です。活動フィールドが神室町や蒼天堀をはじめ、永洲街(福岡)、月見野(札幌)、錦栄町(名古屋)の5大都市に分かれて散策できる充実の内容。

舞台が5つになったことだけではなく、なんと今回は主人公が5人! 桐生、冴島、秋山、新しいキャラとして元プロ野球選手で風俗ライターの品田辰雄、それと今回アイドルを目指す遥がついに主人公に……!

5はそれぞれの主人公が、夢に向かって進んでいく物語なので、ストーリーが複雑に交差。それぞれの登場人物とサブで脇を固める登場人物がかなり魅力的なんですね。

再び脱獄した冴島大河は雪山で時を過ごし、モンハンのような狩りのアクションが相当面白い。装備を揃え、ツキノワグマや鹿など狩猟、獣肉や山菜を獲って生活し、さらなる大物を狩るために雪深い山の奥へとどんどん進むんです。

遥に関しては、「歌とダンスを極め、アイドルになる」という龍が如くらしくないものになり、しっかりと音ゲーを楽しめます。

桐生はなぜかタクシーのドライバーになり、永洲の市街を走行したり、高速道路上でカーチェイスしたり……。

な~んだ、秋山の出番すくないな……と思ってしまうかもしれませんが、今回秋山は遥をサポートする役です。ちなみに今回声優として参加する有名人は、哀川翔、吹越満、大東俊介! さらにすしざんまいの木村社長、川越シェフも登場します。

思わず男泣きする『龍が如く6 命の詩。』

この作品はシリーズの中でも少し雰囲気が変わっているストーリーです。これまでのヤクザ映画感がなく、サスペンスと人間ドラマが交錯したような雰囲気が漂います。さらに主題歌を山下達郎が歌う。

物語は、桐生が行方不明になった遥を探すところからスタート。子持ちの遥の足取りは、尾道で途絶えてしまい、桐生はその謎を突き止め、遥のいる現地へ向かうが、なぜか遥のことを誰も知らないのだった。

人々は何かを隠し、何かを守っている……直感でそう思った桐生は、尾道の小さな街が抱えている巨大で深い謎にどんどんと巻き込まれていく。それと同時に神室町では、中国人マフィアや韓国マフィアたちとの抗争が続いていた……。

今回の舞台は尾道仁涯町と神室町というふたつの拠点。感動するほど美しい尾道の街並みが広がっています。

尾道にあるスナック街で遊んでみたり、草野球をしてみたり、素潜り漁に挑んでみたりすることができます。さらに、神室町に『RIZAP』がオープンし、桐生自身のステータスをあげることができます。尾道の街にいるノラ猫にエサをあげて懐かせるなど、ほっこり系のゲームが多いのもいいですね。

今回の有名人声優は、尾道の末端組織・広瀬一家総長役のビートたけし、若頭を宮迫博之、若衆として藤原竜也、真木よう子、東城会に属するヤクザとして小栗旬、造船会社社長役の大森南朋も登場。本当にすごい配役です。

(C)SEGA

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