代表インタビュー:『神戸製薬』とは一体どのような会社なのか?

2019年11月22日に誕生した『神戸製薬株式会社』は、様々な雑誌や大手ポータルサイトに掲載され、多くのお客様の目に触れてきました。

常に向上心を持ち、人にやさしい、お肌にやさしい、環境にやさしい製品群を研究開発、そして販売をしています。

代表の吉田斉亮 (ナリアキラ)は、神戸の街と地元西宮を愛し、西宮市天道町の実家を改築して、本社を構えました。
今回は、神戸製薬株式会社とはどのような企業なのか、さらに代表である吉田斉亮(ナリアキラ)氏へのインタビューを敢行。

彼が何を考え、『神戸製薬』はどのような会社なのかを聞いてみました。

「正直、開業してこんな展開になるとは思わなかったんですよ」代表談

――『神戸製薬』は快進撃を続けている企業ですが、これは狙ってこのような展開になったのですか?

吉田代表「『monoマガジン』や『ガジェット通信』、『男の隠れ家』なんかで取り上げられたり、大ヒットの韓国映画『新感染半島ファイナルステージ』とコラボしたり、『女神ガールズハッピースタイル』という地上派の通販番組に出たりするなんて思ってもみなかったんですよ。まぁ運がよかったというか

――運も実力のうちといいますからね

吉田代表「そうなんでしょうか、わかりませんが。なんだか、寄ってきてくれるというのか。それもこれも、真摯に商品づくりに向き合っているからなのかもしれません

――開業1年で売り上げが立つというのは異例中の異例だと思います

吉田代表「そうなんですかね。みんなに言われるんですが、何でも愚直に、ひたむきにやり続けることが結果につながるのかもしれません

――いろいろとご苦労があったんでしょうね

吉田代表「そうですね。社会人?としては某大手魔法瓶会社に入社して、日本リーグのバレーボール選手をしていました。そして、どうしても行きたかった米国へ飛び出し、アメリカの東ワシントン大学(E・W・U)を卒業、それからは、医薬品・医療機器・化粧品関連会社2社で開発と企画と販促を担当し、25年勤務しました

――それが今の会社の礎になっているんですね

吉田代表「そうですね。よく勉強させてもらいました。勉強するためというと面接で落とされるといいますが、社会って勉強する場以外のなにものでもないとおもうのです。」

――吉田代表は多趣味で、いろんなことにチャレンジしていたとお聞きしたんですが?

弊社代表・吉田ナリアキラが研究開発、販売を行っています。

吉田代表「ああ、それですね。シナリオライターとしてPlaystation2の『浜村淳の大幽霊屋敷』に携わりました。木下ほうかさんと親しくさせてもらっているので、『木下ほうかヴィンテージフライトジャケット道』で副管理人を務めたり、ダイヤモンドバックテラピンコンセントリックという亀を日本で初めて孵化させてみたり、ヴィンテージロレックスにも精通していて、全国展開している『ROLEX専門店クォーク』では業者レベルと認定されていますね。もちろん非公式ですけど(笑)」

――今はその趣味の活動はされてはいないんですか? お忙しいでしょうけど

吉田代表「最近は、ヴァーチャル百物語である『妖怪百物語の部屋』をスタートさせました。二見書房という出版社で『話したくなる怖い話』シリーズという書籍のライターをやっていた方も執筆してます。

――まぁ、いろいろな肩書きをお持ちなんですね

吉田代表「今では、医療系のことの専門的知識があるので“医療ジャーナリスト”として活動しています

――そこから開業に至るわけですね?

吉田代表「それから開業にこぎつけたんですが、開業当時はコロナウイルス感染症の影響で慢性的なマスク不足でした。そこで、困っている人たちのために、自分の培った技術を使って、2段階滅菌した布製マスクを寝る間を惜しんで研究開発しまして……。大手のポータルサイトで紹介してもらってからは、もう注文が止まらなくて、製造も寝ないでやりまして…… ありがたいお話ですが、メールでの質問がチャットのように飛んできて、返信が終わったら朝でした(笑)

――それは大変でしたね。よく倒れませんでしたね

吉田代表「倒れ……ませんでしたね(笑)。やっぱり好きなことだからだと思いますよ。製品の研究開発や製造というのはできたときの達成感がありますから

――現在、『神戸製薬株式会社』はどのような許可を国からもらっているんでしょうか?

吉田代表「そうですね、【医薬部外品製造許可:28D0X10046】と【化粧品製造販売業許可:28C0X10165】、【古物商許可/時計宝石商:631312000008】などを取得しています。今後は、【第二種医療機器製造販売業許可】も取得予定です」

――事業内容としてはどのようなものがありますか?

吉田代表「まずは、コスメティック事業として[メンズおっさん応援グッズ][取り戻したい美魔女グッズ][NEOYAGグッズとWEBマガジン連載]、メディカル事業として[医療と社会貢献できる製品の開発と販売]、OEM受託事業、ソリューション事業で[海外製品の仕入れ、販路拡大・販促・各種許認可取得などの支援][医療部外品・化粧品・機能性表示食品・健康食品の企画・マーケティング][商品の設計・パッケージ選定]など。さらにアンティーク製品の販売事業として[ヴィンテージROLEX販売][時計・アクセサリー・グッズ販売]などがあります」

――『神戸製薬』さんはどのような考え方とコンセプトで事業展開されているのですか?

吉田代表「まずは、人に対する思いやりの心を絶対に忘れない、生きた製品づくりですね。お客様のお役に立って心の底から本当に喜んでいただける製品をプロデュースしています。それは、父が経営していた50年以上の業績を誇った理美容店ヨシダの考え方にリスペクトした考え方です。【美への思いやりの心】を弊社の自社開発製品に受け継いでいるんです。それが神戸製薬マインドです」

――なるほど。お父様はお客様のために心を込めて、様々なサービスをされていたと

吉田代表「そうです。蒸しタオルからスタートするフェイシャルだけでなく、父が店に立っていたときはお客様の耳の掃除や爪を磨いたり、歯磨きまでトータルなエステを行っていました

――そこまでのサービスを……

吉田代表「ええ。そんな“古き良き時代の心地よさ”をご家庭で体感できるような製品をプロデュースしたいわけです。時代の一歩先行くアイデア力と技術力、そして真心と思いやりのお客様サポート。製品と企画の面白さをしっかりと伝えていくということにも力を入れています

吉田社長の強いメッセージ、買う人のため、使う人のために「自分たちが何ができるのか」「どこまでできるのか」……。

そんな意気込みを今回のインタビューでは感じることができました。

(聞き手・城之内さくら/ライター)

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