歯科医のホンネ座談会!私が出会った“困った患者さん”!
老若男女、性別も年齢も関係なく、あらゆる世代の人々が通院するのが、歯科医院になります。しかし、いろんな人が集うからこそ、厄介な患者さんもいるのではないでしょうか?
今回は、現役歯科医である先生を集めて、座談会方式で、「自分が看た信じられない患者さん」の話をしていただきました。なお、患者さんのプライベートなことも含まれているために、覆面形式での座談会にしたいと思います。
信じられない患者さんのオンパレード
今回集まっていただいたのは、首都圏で歯科医院を開業している3名の歯科医師の先生です。吉田先生(仮名/51歳/開業歴16年)、久保先生(仮名/45歳/開業歴7年)、山崎先生(仮名/39歳/開業歴4年)のお三方に集まっていただきました。それではどうぞ。
吉「どうもよろしくお願いします。毎日診療していて、“ちょっと嫌だな~この患者さん”と思うことって日常茶飯事ですよね」
久「そりゃありますね」
山「一番困るのは、思い込みが激しい患者さんですね。もう、勝手に虫歯だの、歯周病を起こしているだの、勝手に決めつけて、だいたい“ネットで調べたんですけどね”とくる」
久「それ、わかるなぁ~。予想して、表面的な歯のサイトかなにかを見て、医院にやってくると面倒なんですよね」
吉「それって、医療不信なんですよ。先生のことを信用してない。僕らにも原因はあるのかもしれないけど、ちょっとくらいは信用して、と(笑)」
山「僕のところにやってきた50代の患者さんは、“奥歯が腫れているみたいでズキズキと痛むんです”っていうので、検査しましょう、と。レントゲンを撮ったら、痛みの原因は虫歯じゃなくて、歯根膜炎※だったんですよ。噛むたびに痛みが出るみたいで」※歯根と歯槽骨を結ぶコラーゲン繊維が歯根膜。その歯根膜に炎症が起こり、痛みが起こる
久「そこに“違います!”とくるんでしょ?」
山「はい、そうなんですよ。虫歯なんかになっていないので、ちょっと歯を削って、噛み合わせをよくすればいいだけなんですけど……。“もっとちゃんと見てくれ!”と。なんども話して納得させて、治療を終えましたが、その日の予約を入れていた患者さんたちに悪いことしたなぁ~と」
吉「あるあるですね(笑)」
非協力的な患者が意外に多い
久「他には何かありますか?」
吉「僕は、60代の女性だったんですけど、ひどい歯周病で……。歯槽骨もかなりなくなっているし、でもどうしても歯を残したいとのことで……。歯石を除去するフラップ手術は歯茎が下がってしまうので、見た感じが悪いと拒否されまして。さらに歯周病菌を減少させるための抗生剤を渡したんですが、それすら飲んでもらえませんでした」
山「厄介ですね~」
吉「こうなれば、器具が患部に届く範囲内で歯石と歯垢の除去をするしかないんですよね。そこで、“毎日しっかりと歯を磨いてくださいね!”とお願いしていたんですが、もう次の検診のときには、歯垢だらけの歯になってるんですよ」
久「いやぁ~そりゃマズいですね」
吉「煙草も吸い続けているんで、ちょっとマズいなと……。そのうち来なくなって、ある時思い出したようにやってきて、歯を見ると、もう壊滅的な状況でした。“歯を抜きましょう”と告げると、“絶対にイヤだ! なんで歯医者に通っているのに歯を抜かなくちゃいけないのよ!”と逆ギレで……」
山「いますよね、そういう患者さん。何度も出くわしてますね。あと多いのが、途中で他院に通いはじめる患者さんも困りますね」
久「いますよね。で、あの歯科医院は気に入らないから、先生の所へ戻ってきましたって患者さんね」
山「治療方針を変えなくちゃいけないから、もう大変なんですよね」
歯科医院の予約に遅れてくる患者さん
吉「あとは、何度言っても予約に遅れてきたり、来なかったりする患者さんも困りますね」
久「予約って、どのくらい処置に時間がかかるのかを計算して、歯科医がしっかりと時間を組んでいるということ、わかってもらいたいですね。遅れてこられると、その分、診療の時間がなくなっちゃうんですよね」
山「そうですね。処置が中途半端になってもねぇ。それと、定期的なメンテナンスを受けに来てもらえないので、せっかく治療して治った歯の状態がまた悪化してしまっているなんてことはザラですよね」
痛いと暴れだす患者さん
久「面白いところでは、いつも焼きそばUFOを食べてから診療にやってくる患者さんがいましたね。青のりが歯の裏なんかにへばりついていて、ニオイは明らかにあの濃いソースのニオイなんですよ」
山「それ、わけわからないですね(笑)」
吉「あとは“痛い痛い”って暴れだす人、いますよね。事前に“痛いですよ、ちょっと”と伝えてあるんですけど、地獄みたいな顔になっているんですよ。ちょっと歯を削るだけなんですけど、院内でのたうち回ってるんですよ。ウチは小児歯科もやっているので、子供が怖がっちゃって」
山「そりゃ、大変ですね」
久「ウチの歯科医院にもそんな患者さん来られましたね。もう診療台に座っただけで、身体がブルブル震えてるんですよ。大丈夫かなこの人、ってちょっと治療するのをためらいました」
歯科医が最近注目しているアイテム
ーー非常に面白いお話ばかり飛び出しましたが、最新の治療法で、各国の歯科医師学会で様々な論文を発表されているお三方が注目しているものがあるそうですが?(編集部)
久「治療法というよりも、最近注目している市販のアイテムですね。新しいパウダー歯みがき粉です」

『monoマガジン』や『男の隠れ家』にも掲載されるほど注目されている商品
山「僕の歯科医院でもパウダー歯みがき粉というのは扱っているんですが、やっぱり高いインプラントやホワイトニングを勧めるのは、気が引けていたんですよね。やっぱり人間って、自分の歯で物を噛んだり、食べたりする方が絶対にいいわけですから……」
吉「確かにそうですね。虫歯予防をしながら、それでも歯を白くして、本来の色に戻してくれるアイテムというのは、そんなになかったですよね」
久「そ、そうなんですよね。あんなに手間がかかるものじゃなくって、もっと気軽に歯を白くできるアイテムはないか、と思っていたら、最近発売されたんですよね」
吉「ええ。それが神戸製薬の『ホワイトドクトル』と『ミスタースモーキー』ですね。今注目すべきアイテムです。非常に使いやすくて、爽快なので、ウチは家族で使っていますよ」
山「このコロナ禍の時代に、家族全員でペースト状の歯みがき粉なんかは、怖くて使えません。やはり、『ホワイトドクトル』と『ミスタースモーキー』がいいところは、家族が一つずつ、個別で持ち歩けて、使えるところですよね。有効成分ももちろんふんだんに入っています。天然有効成分として、優れた吸着力を持つ天然卵殻アパタイトを高配合(55%)して、ブラッシング習慣で本来の歯の白さへ導いてくれるというものです」
吉「なんか、1缶に乳酸菌が4000億個、この乳酸菌は《クリスパタス菌KT-11(殺菌乳酸菌)》が入っているんでしょ?」
久「ええ。日本歯周病学会と細菌学会(日本大学松戸歯学部)が実験した際、歯周病菌やミュータンス菌など、ウイルスの増殖を防止してくれるという結果が出ました。インフルエンザウイルスや風邪ウイルスに有効な成分で、βグルカンとの結合で歯周病緩和もできるという優れた製品です。さらに口臭対策にもなるキシリトールも配合。まさに、至れり尽くせりの商品なんですね」
山「とにかく、普段使いでステインやヤニ汚れをすべて吸着してくれる画期的な商品で、大変注目しています」
さまざまな面白い患者さんたちのことを話してくれた先生たちが今注目しているのが、最近神戸製薬Webサイト、楽天やAmazonの通販サイト、東急ハンズなどで発売されたパウダー歯みがき粉『ホワイトドクトル』と『ミスタースモーキー』。
あなたもぜひ、使ってみてはいかがでしょうか?
『ホワイトドクトル』販売ページ https://www.kobe-seiyaku.co.jp/c/mouth/white001
『ミスタースモーキー』販売ページ https://www.kobe-seiyaku.co.jp/c/mouth/white002
(C)写真AC
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